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音楽

30周年への助走、または…

TM network 「FINAL MISSION ~investigation~」
収録 2013年7月20日・21日 さいたまスーパーアリーナ

予約していたBlu-ray Discが届き、早速視聴してみる。
膵臓腫瘍摘出から数ヶ月、病み上がりのウツを支えるため、分厚すぎるくらいのTK-EDMアレンジを施された楽曲が次々と畳み掛けてくる。

冒頭の「Children of the new century」(Instrumental)が始まるや否や、先生の紡ぎだす旋律の美しさを再認識させられ、さらに名作「CAROL」ばりの舞台演出に目を奪われる。
長いopeningを抜け出し、「Beyond the time」からウツの美しいボーカルがアリーナ中に響き渡る。
「HUMAN SYSTEM」は、序奏で先生のキーボードプレーと木根さんのギタープレーの見事なコラボレーション。CDのオリジナルバックトラックを尊重しながらも、ライブプレイやツアーオリジナルアレンジが織り込まれているのもTMライブの楽しみの1つ。
「HERE,THERE & EVERYWHERE」のメロディラインのベースは先生の中学時代に作られたものだという。とんでもない中学生だが、そのメロディがメンバー全員50代になった今も全く色褪せていない事にも驚かずにはいられない。

「SHE WAS NOT A HUMAN」のEDMサウンドを聞きながら、先生のInstrumentalというよりサウンドトラックが流れる映画やドラマをもう一度聴いてみたい(観てみたい)と思ってしまった。「僕らの七日間戦争」や「天と地と」のサウンドトラックは今でも古臭さを感じないし、ここで流れている曲のような感じのものを今の映画やドラマに乗せたら演出との相乗効果は相当高まりそうだ。
数少ないアルバム未収録曲「GREEN DAYS」2013年バージョンは、同じく長らくアルバムどころかライブビデオにも収録されていなかった「TimeMachine」にも通じる、3人だけが築き上げる事の出来るハーモニーの絆。

ここからは、先ほど名前を出した「CAROL」ツアーで使われた楽曲の組曲が続く。
「CAROL」ツアーから既に20年以上経過したし、小説「CAROL」の舞台だった1991年の冬のロンドンも過去のものとなったはずだが、ロンドンオリンピックが開催された2012年の夏に再びステージ上で「CAROL」の世界が繰り広げられるのも不思議な運命を感じずにはいられない。

「CAROL」の余韻を残しながら「Just one victory」に繋げるのも心憎い演出だ。
デビュー5年目の絶頂期。まさにTMにとっても「Just one victory」だったあの頃。
「Chase the Labyrinth」のモノラルトラックからステレオトラックに切り替わる音響の変化も見事に再現されている。CDラジカセのアナログ信号からBlu-ray Discのデジタル信号に変わり、音の厚みと透明度の進化は計り知れないものがあると再認識させられる。

ここからステージの世界は一変し、Dinerが開店。
「You can dance」のバックトラックとともにJam sessionが繰り広げられ…
1994年の終了直前に発売されたものの、終了ライブビデオはおろか、それ以後の数々のライブビデオにも収録されなかった幻の楽曲「一途な恋」が、一部だけではあるが初めて収録されたのもファンには嬉しい。30周年ライブの際には是非全曲完全な形で聴きたいものだ。

後半は、TMらしい加速感溢れる楽曲が次々と押し寄せる。
病み上がりのウツの体調も、この加速に耐え得るとの判断だろう。
「Dive into your body」「Come on everyone」「Come on Let's dance」「Be together」と、TMライブの定番楽曲が次々と続く。一時期先生がこだわっておられたTranceよりもEDMの方がTMの楽曲には合っている。
そして、やはり外せないのが代表曲「Get Wild」。トランスだろうがEDMだろうが、名曲である事は決して揺るがない。
「Dawn Valley」でショータイムは一区切り。

終盤に入り、原曲がバラードだったとはとても思えない「Resistance」で再び会場にEDMが渦巻く。
ウツのボーカルも50歳を超えてなお、30代の頃の艶と勢いが衰えていないように見える。病み上がりのためもあるが精悍になった容姿は復活への第一歩を確実に踏み出している。
TMN時代の代表曲「Love Train」。コクピット内の先生も、今回のライブでは数々の機材を操りながらステージを楽しんでいるようだ。
「Fool on the planet」で、いよいよステージは幕を下ろし、3人は再び「潜伏期間」に入ってゆく。
次に現れるのは、30週年を迎える2014年4月21日だろうか。「LAST」と「START」のクロスオーバーがどのような形に進んでゆくのかも気になるところだ。

著作権…

4月25日、3年ぶりに発売されるTM networkの新曲「I am」。
今週、坂本美雨さんのラジオ番組で一部が初めて電波の上で流れた。

雰囲気としては、アルバム「speedway」から続くアコースティックなサウンド。
メロディラインがデジャブを感じる懐かしい響き。
宇都宮さんと木根さんのハモリは、もはや名人芸の域に達している。

このラジオ番組は平日昼間に放送された。
当時のFANKSも40代に差し掛かり、昼間から呑気にラジオなど聞けるはずもない。
とある場所で公開された音源で初めて片鱗を伺う事が出来たのだが、著作権的にはあまりよろしくない。

しかし、あまりに著作権に厳密にすれば結局この曲の魅力はファンには広がらないのではないか。
もともと小室さんはJASRAC的な著作権に対する反抗心があるように思える。
mf247で公開していたDJTKなど、無料DLで儲けは全くないのに全力投球した作品の出来栄えたるや!
他にもニコ生で小室みつ子さんと楽しそうに演奏しては「このテイク、youtubeに載るね!」などと言う人だ。
言うまでもないが、youtubeはニコ動にとってはライバルサイトだ。
目の前のひろゆき氏も、そういう点については非常に寛大なご様子だ。

昨日も、五線譜になぐり書きした直筆歌詞の写真をtwitterで公開している。
ここに書かれた文字を転記するだけでも、著作権的にはあまりよろしくないのだろう。
しかし、tweetした作詞家本人(小室さん)は、そんなケチ臭い事は言ったことがない。むしろ無頓着。
本人が自由な大地に公開しても、目くじらを立てるJASRAC的な倫理観をお持ちの方々。
本当はここに写真で映し出された歌詞の世界を広げたいのだが、それも叶わぬ「虹色の夢」。

globe new single"Get Wild"。

TMnetworkの代表曲「Get Wild」。
自らも様々なアレンジバージョンを披露し、多くのアーティストにカバーされてきた名曲である。

この曲をglobeがカバーしたというニュースを先日目にした。
実際の演奏をその時は聴いたわけではないが、「なぜ今"Get Wild"なのか?」という疑問は拭えなかった。

今晩テレビでglobe版「Get Wild」を拝見。
ビデオ録画してくれた妻に感謝しつつ眺めていたが、テレビで見る限りでは今までのカバーを大きく越えるものではないのが少し残念。
ロングバージョンをCDで聴いたり、ライブバージョンを見るとまた印象が変わるのかも知れないが。

ちなみに私がお奨めするのは、この曲を作詞した小室みつ子さんがカバーしたバージョン。
アコースティックなアレンジなのだが、TMnetworkのイメージを壊さず独自の世界を作り出した好例である。

臨済宗と小室音楽との融合。

今頃見つけたのかというご指摘も多々あろうかとは思うのだが。

某動画投稿サイトを徘徊している時、偶然発見してしまった。
http://jp.youtube.com/watch?v=YYfqjj0i9Kg
http://jp.youtube.com/watch?v=Oi-XPnn6SGI

大分県臼杵市にある曹洞宗多福寺で、2008年元旦に行われた演奏。
多くのアーティストがカウントダウンライブを敢行する中、
日本古来の伝統たる元旦を荘厳に演出する。

この演奏を拝聴していた時に想起されたのが、キリスト教に傾倒していたブルックナー。
彼の交響曲はいずれも神に対する敬虔さが充分過ぎるほど現れており、
遺作となった9番に至っては彼自らが神になったかの如く昇華されている。

キリスト教への崇拝が数々のクラシック音楽を輩出したように、
この音楽は日本仏教・日本文化に対する敬虔な表現である。
もはや小室さんにヒット曲などという世俗的な評価は必要ない。
アンビエント楽曲に傾倒し、佳作を輩出している小室さんこそ、
日本文化のブルックナーたる存在になる事が出来る唯一の存在と言えよう。
大和民族が特定邪教に侵食されようとしている今、
このような芸術文化が評価される事はまずないだろうという事が残念でならない。

微風。

個人ミニFM局の話を前回書きながら、ふと久しぶりに聴きたくなった曲。

岡村孝子さんの「微風」。

砂嵐の中を掻き分けるようにYYSやKFSを受信していたある日。
突然非常に強力かつ明瞭な無変調を受信した。KYCである。
しばらくすると流れてきた曲が「微風」。
煌びやかな前奏、透明感のあるボーカル、多感な高校生の心に響く歌詞。
普段歌詞など気に留めることすらないのだが。

KYC局長は岡村孝子さんのファンで、
メイン番組「ひっくり返ったおもちゃ箱」の中でも度々彼女の曲が取り上げられていた。
オープニング曲はもちろん「微風」。他のミニFM曲にない、しっとりとした雰囲気を醸し出していた。
真夜中のCDラジカセもまた、無味乾燥な民放局とは全く正反対の潤いを送り出していた。

先日久しぶりにCDを取り出し「微風」を聴いてみる。
10代の頃に受けた印象との相違は、あの時代から20年という時の移ろいが与えた影響なのだろうか。
しかし変わらない事もある。変えてはならない事もある。それが何かはあえて書くまい。

mf247サービス休止。

謎のアーティストDJTKが作品を公開していたmf247が突然サービス休止を発表した。
最近DJTKの新作が登場しておらず気がかりだったが、無料DLでは利益が出ないのだろう。

とはいえ、無料DLだからこそ作品に触れてみようという意欲も沸くのは確か。
有料である事もさる事ながら、著作権保護という名の下に汎用性のないファイル形式を押し付けるのもダウンロードへの障壁となっている。
着うた程度の音質で満足する層ばかりではない。
良質な音楽を気軽に楽しむ事が出来る仕組みこそ、違法ファイルの根絶に繋がる。

TM network「remaster」。

TMnetworkがデビュー前のバンド名「speedway」と銘打ち原点回帰を指向したアルバムを引っさげ行った武道館ライブ。
このライブの模様が収録されたDVD「remaster」が発売された。

「speedway」に収録された「action」「N43」などの新曲を散りばめつつ、往年のヒットチューンが畳み掛けるように響く。
50代に到達した(しようとしている)メンバーはさらに円熟を深めているし、かつてのライブでは見られなかったようなMCも収録されており貴重な記録である。

最新の音楽を追い求めていた20代とは異なり、30代も半ばに差し掛かり音楽の嗜好も固定されつつある。
「消しゴムでも買う15万人」の嗜好も同じ傾向にあるようで、前作のようなtranceな尖った音よりも往年の音に回帰した今作の方が概ね評判が良いようだ。
常に最先端を追い求めてきた小室さんも、そろそろ悟りの境地に軟着陸しようとしているのだろうか。
否、原点回帰しつつ細かく聴けば新しい音も響いている。タイムマシンはまだ未来へと進んでいるのかも知れない。

キーボードマガジン。

普段は買わない雑誌を、楽器屋で衝動買いしてしまう。

いや、衝動買いではない。
表紙には50歳になってもなお輝きを放つ3人がいる。実にカッコいい。
「Speedway」のジャケットよりもこの写真の方がアルバムジャケットにふさわしいと思えるくらい。

キーボードマガジン2月号のArtist SpetialはTM Network
小室さんが楽器という視点から語る音楽への想いが伝わるインタビュー。
手打ち(うどんじゃないけど)へのこだわりは、20年以上の経験に裏打ちされた自信の表れ。
いや、手打ちならではのブレを微塵も感じさせない完成度の高さがTMである証拠でもある。
同じピッチでも手の感覚1つで表情を変える事が出来る楽しさ。

スタンドの上にキーボードを置いて、思い切り指を躍らせてみたい。
なかなか叶わぬ夢とは分かっていても、衝動だけが頭を駆け巡る。

そんな自分の中に、「のだめ」の千秋のようにタクトを振り回したい奴もいる。
暴走指揮者(加速する指揮者とも言う)だった高校時代とは、きっと違うハーモニーを奏でられる…はず。

TM network「speedway」。

TM network 3年ぶりのニューアルバム「speedway」が発売された。

タイトルは、知る人ぞ知るTMの前身である木根さんがリーダーのバンド名に由来する。
各曲のタイトルもFANKSには馴染み深いものばかり。
メロディラインもFANKSならばde javuを感じ取る事が出来るはず。

TMN終了宣言以降、様々な音楽表現に常に挑戦し続けた小室センセイが辿り着いたのがこの境地なのか。
懐かしさの中に、そっとこだわりの部分を潜ませるあたりはさすがと言う他ない。
少なくとも「消しゴムでも買ってしまう15万人」には響く音色だ。

DJTK、ファーストアルバムリリース。

このブログで何回か紹介した謎のアーティストDJTKが、遂にファーストアルバムをリリースした。

http://www.mf247.jp/mfevent/djtk.html

数々のJ-popの佳曲をDJTKがリミックス。
既にネット配信されている楽曲も新たなアレンジで登場。

インディーズレーベルからのリリースなので御存知でない方も多いかと思うが、一切の先入観を捨てじっくり聴いていただきたい。
2000年頃からの音楽業界が停滞し続けている真の原因が見えてくるはずだ。

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