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2017年1月

オフィス街の小さなホールに響く、ショパンの調べ。

そもそものきっかけは、LINEから届いた1通の投稿。
ザ・フェニックスホールを管理するあいおいニッセイ同和損害保険が、年末年始にクラシックを聴きませんか?とPR。
そういえば、そんなホールの名前を見たことがあるような…

社外会議の休憩中に投稿を見てしまい、さっそくコンサート日程を「関西クラシック音楽情報」で確認。
すると、何という偶然か、会議が終わったあと、オールショパンピアノコンサートが開催されるようだ。
しかし、今日は訳あって某ラーメン屋に立ち寄らねばならない。
何気なくtwitterを見ると、その某ラーメン屋が材料切れで夜の営業は臨時休業とのツイートを投稿したところ。
こうして、運命の扉は開かれた。いざ、フェニックスホールへ!

梅田駅から数日前に別件で歩いた御堂筋を再び同じように歩き、歩道橋を渡ったところにあるビルの入口。
中に入るとテーブルに当日券が並べられており、無事買い求める事が出来る。
18時30分に開場するまで、しばらく列に加わり待つ。
開場時間になると、白い衣装を纏ったホール案内嬢が深々とお辞儀。
チケットチェックが終わると次々と観客が細いエスカレータに吸い込まれてゆく。
2階のホワイエを横目に、まずは座席の確保。今回のコンサートは全席自由席だ。
3階か4階か迷うが、小ぢんまりとしたホールなので4階テラス席の最前列でも十分楽しめる。
席に鞄を預け、2階のホワイエに向かい、赤ワインでほろ酔い気分になる。

今回のプログラムは、ジョルジュ・サンドに出会う前と別れてからの晩年に分かれている。
口の悪い関西人の藤井さんは「人の幸せが嫌いなので」と理由を語る。
しかし、スタインウェイから響く藤井さんの奏でる旋律は、見事に祖国ポーランドへの望郷を語るショパンの声。
そういえば、ピアノリサイタルは20年以上ぶりになるだろうか。
オワゾリール会のチェンバロコンサート以来かも知れないから、そうであれば30年ぶりになる。
曲への思いと解説を関西人らしく笑いを交えながら語りつつ、ショパンの調べを堪能。

全曲が終わり、アンコールの拍手に招かれて藤井さんが再登場すると、部隊後ろの壁が上がる。
すると、ガラス張りのから御堂筋の夜景が広がり、幻想的なステージに早変わり。
車のライトが流れる背景と、ピアニストの演奏が、不思議な世界を作り上げる。
小さな会場ではあるが、大きな満足を思いがけず得ることが出来、荒んだ心が少しは癒されただろうか。

【詳細】
藤井快哉ピアノリサイタル
プレイズショパンⅡ
2016 12/20(火)19:00開演

藤井快哉が今年もショパンに挑む。
テーマは、ジョルジュ・サンドに出会う以前の音楽性、そして晩年の作風。
ショパンの生涯を語る上で欠かせない人物、それは1838年から1847年までを共に過ごした文筆家ジョルジュ・サンドである。
常識では計り知れないサンドの個性は、ショパンに計り知れない影響を与えた。
では逆に、サンドに出会う前のショパンはどのような音楽を描いていたのか、
そしてサンドと別れてから死ぬまでの2年間はどのような作品を残したのか。
この興味深いテーマに挑むのが当公演最大の魅力である。

出演
藤井快哉(ピアノ)

曲目
▼オールショパンプログラム:
夜想曲第8番変ニ長調op.27-2、
スケルツォ第2番変ロ短調op.31、
ワルツ 第9番「告別」変イ長調 op.69-1、
バラード第1番ト短調op.23、
3つのマズルカop.59、
舟歌 嬰ヘ長調op.60、
幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61
(アンコール)子守唄 op.57

今年の完乗予定2017。

毎年恒例、昨年の完乗と今年の完乗予定を記すブログ。

一昨年は、久しぶりに完乗路線を1つ増やしたが、昨年は残念ながら変化なし。
今年も、今のところは予定なし。

北陸地方で微妙にJR駅乗り入れ延伸区間が点在しているが、これも対象にしなければスッキリしないのが辛いところだ。

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