酔いつぶれる…
昨年「酔いつぶれる女性」を書いたが、今年も歴史は繰り返された。
歓送迎会が終わり帰宅途中。
最寄駅(巡回駅=駅員が常駐しない駅)で降りると車掌が運転室へとホームを走っていた。
何事かと思い車掌に事情を伺うと、ホームの端で乗客が居眠りしているという。
後ろを振り返ると、運転士が件の乗客と思しき方を介抱している様子。
このままでは電車が発車出来ない。車内には家路へ急ぐ方もおられる。
ホームの端へ駆け寄り目覚めと酒癖の悪そうな乗客を確認し、運転士から乗客対応を引き継ぐ。
かくして、電車は再び走り始めた。
薄暗いホームの端で、お客さまにいろいろ訊ねてみるが、
「わしの事は放っといてくれ!」
「もう少しここで寝るわ。」
「兄ちゃん、わしの事は構へんから、はよ帰り!」
と仰るばかり。
私もこのまま帰るわけにはいかない。最終電車の時間も迫っている。
ようやく立ち上がったお客さまが3駅ほど手前の駅付近の住所を口にしたため、何とか諭しつつ地下道をくぐり反対側のホーム近くまで辿り着く。
そこでもまだ何か独り言ともつかぬ事を呟いておられたが、おもむろに定期券を取り出し改札を出ようとした。
チラリと券面を拝見すると、この駅が書かれている。御自宅の最寄駅だったようだ。
改札を出て公衆電話で御自宅に連絡を取られている様子を確認していると、電車が到着。
この件で応対するため急行した係員に報告し、事態収束を確認したところでようやく私も家路に就く。
なぜに歓送迎会の日に限ってこのようなお客さま応対が発生するのか、不思議でたまらない。
このような事態が起こり得るから、節度ある飲酒を普段から心がけなければならぬ。
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コメント
>いぶきダンナさん
バスが走っている時間に脱出されたのですね。
私は宴が終わり早々にターミナル駅ではなく隣の普通車しか停まらない駅へと向かっていたのですが…
ほんの僅かなタイミングが運命を変えるものだという事を改めて実感した次第です。
投稿: 原始霧 | 2008年7月 6日 (日) 22時35分
いやはや、お仕事ご苦労さまです。当方、着替えていたのにもかかわらず電車には乗らず、最寄駅が同じ先輩とバスに乗って脱出してしまいました。
投稿: いぶきダンナ | 2008年7月 6日 (日) 10時04分