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道の駅きっぷを集める。パート21。

平成19年11月23日は、3連休の始まりを告げる秋晴れに包まれていた。
目覚めてすぐ1通のメールを拝読。近畿道の駅ユーザーズくらぶの方からだ。
色々と道の駅ファンには食指が動きそうな話題が書かれている。
(1)「あいおい白龍城」で道の駅きっぷの発売開始
(2)「あさご」で明延1円電車デザインきっぷ第2弾発売開始
(3)「ハチ北」で道の駅きっぷ特別券(通称「特券」)配布開始
(4)「竜王かがみの里」で会員募集ちらし配り&5周年記念特券配布
4件のうち3件までは県内でありその気になればいつでも行けそうな気がする。特券も全て集めるのはまず無理なので割り切れば問題はない。しかもこの3駅は全て押印済。
しかし最後の1件は気になる。特券が頂けるうえにスタンプを増やす事が出来る。寝ぼけ眼がだんだん冴えてくるとともに「竜王かがみの里」への思いが強くなる。

時間は既に11時を回っている。前日22時まで仕事をしていた事もあり、かなり起床が遅くなってしまった。
意を決し滋賀へと旅立とう。道の駅を愛する仲間にも会う事が出来るのが楽しみ。
3連休の初日ではあるが、道路の混雑は想定内の範囲。北神戸線や京滋バイパスといった裏道を抜けたのも快適なドライブを助ける。
竜王ICで高速を降りしばらく川沿いの道を走ると、半年前のゴールデンウィークの光景がデジャブする。

竜王かがみの里」に到着したのは14時前。5周年イベントで賑わう一角にユーザーズくらぶの方々が集まる。
今朝メールを頂いた方から会員を紹介していただき、親睦を深める。道の駅きっぷを究めた方や、公共交通機関だけで近畿の道の駅を全て回った勇者ともお会い出来、感激。
チラシ配布終了後恒例の(といっても2回目らしいが)掃除タイムにも少しだけ参加。事務局の会合傍聴も非常に興味深い。

息子がソワソワしだしたのでお先に失礼し、軽めの昼食。
その後は半年前と同じ道を辿り「東近江市あいとうマーガレットステーション」という長い名前の駅に到着。
前回は駅舎を眺めただけに留まったが、今回は店内を軽く散策。外で発売している焼き芋の香りにつられ1本求めると、もう1本入れて頂き得した気分。
彦根市街地に近づくと彦根城400年祭の影響で渋滞が激しく、彦根IC手前で新幹線と併走する裏道をすり抜け難を逃れる。
しかし「伊吹の里」は17時閉店。あと15分しかない。制限速度スレスレで疾走し駐車場に到着したのは閉店3分前。押印し一通り売店を眺めると営業終了。
山頂が既に冠雪した伊吹山の麓から琵琶湖岸を目指す。長浜市街地に入り多少道を迷いつつも湖岸道路へ出ると一安心。彦根へ向かう途中の「近江母の郷」で本日最後の押印。18時まで営業していると本当に助かる。

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道の駅きっぷを集める。part20

9月までに51駅と怒涛の攻めを見せていたスタンプラリーも、10月は年4回の決算作業に翻弄されわずか3駅。
11月も連日の会議で定例業務が完全に停滞してしまい、10日に予定していた出撃も上司からの出頭命令により涙の撤退。
このままでは精神崩壊を招く恐れがあり、17日は万難を排して奈良方面の絨毯爆撃を敢行する事とした。

例によって第2神明と阪神高速神戸線・環状線・松原線を快調に走り抜ける。
思ったよりも通行量が少ないのは、やはりガソリン代の高騰が原因なのだろうか。
国道309号に降り立ち、まずは「かなん」「ちはやあかさか」を再訪。
どちらもスタンプ押印のみでとっとと退散。

国道309号を更に南下し、吉野路を快走。
国道169号に入る道を一瞬間違えてしまい吉野川の南岸の生活道路を走る羽目になるが、この程度の道は所詮私の敵ではない。
大滝ダム建設の見返りであろう立派な道を快走するうち、大滝ダムの湖底から移動したと思われる村役場やら郵便局やら一通りの施設が全て集まったエリアに到達。このエリアの一角にホテル杉の湯があり、駐車場の一角が「杉の湯川上」。対岸の紅葉を眺めつつスタンプを押印。
引き続き立派な道をひた走り、奈良南部の大移動。ここまで立派なトンネルが必要なのかとすら思える高速道路規格の区間もあり、こんなものを作るから道路特定財源が一般財源化出来ないのだと言いたくもなる。
上北山村に入り、瀟洒な三角屋根の駅舎が見える。「吉野路上北山」である。
ここで吉野名物「柿の葉寿司」を買い昼食とする。笹の葉香る寿司が美味。
さらに南下し下北山村へと走っていると、道路を野生の猿が歩いている。
車から山の斜面を眺めると猿の群れがカサカサという枝葉の音とともに駆け回る姿が。

おくとろ」へ抜ける国道169号が半端ではなく酷道。
北山村は奈良県じゃないし、和歌山県からも飛び地だからというわけでもないだろうが、あまりにも道路事情が悪すぎる。普通はダム周辺には立派な道が伸びるはずなのだが、北山川のダム周辺も1車線の崖道が続く。
こんな調子だから「おくとろ」に辿り着いたのは16時30分頃。「おくとろ」周辺だけは生活観があるものの、その前後はひたすら山道が続きうんざりする。スタンプラリーがなければまず訪れる事はないだろう
奥瀞道路が一部開通してこれまた高速道路規格の立派な道なのだが、あっという間にそういう道は途切れ酷道が続く。日も落ち危なっかしい事この上ない。

営業時間が17時までの「瀞峡街道熊野川」は涙の撤退を余儀なくされ、十津川経由の国道168号経由で帰路に就く事に。
しかしまだ攻撃の手は緩めていない。18時30分まで営業する殊勝な心がけに好感を持つ「奥熊野古道ほんぐう」で本日6駅目の押印。店内の様子に見覚えがあると思ったら、2000年頃に那智の滝や谷瀬の吊橋を訪れた際に立ち寄った事を思い出した。あの時と変わらぬ整然とした駅の様子は、他の道の駅も是非参考にして頂きたい。もちろん営業時間についてもである。

本当はここで素直に加古川を目指す…はずだった。
しかしこれまた酷道な国道168号をやっとの思いで北上しつつ帰路途上、「十津川郷」の駐車場に何気なく立ち寄る。無論営業は終了している。
しかし事務所には蛍光灯が灯っている。意を決して事務所のドアを叩こうとすると、今まさに帰宅せんとする職員の方々と鉢合わせ。
本当に土下座するくらいの勢いで「スタンプだけでも…」と懇願したところ、快く応じていただけた。
さすがにもう一度ここまで走るのは正直勘弁して欲しいと思っていたところだったため、職員の姿から後光が溢れて見えた。
わざわざ書くまでもないが、このような行動は本来するべきでない事は重々承知であり、今後は自戒したいとここで改めて誓う次第だが、重ねて「十津川郷」で当日勤務されておられた職員の方には感謝申し上げる次第。

ここから自宅まで更に3時間以上の苦闘が続く事になるが、あまりに壮絶であったため詳細は省く。
ともあれ、今回の7駅への絨毯爆撃は今後のラリーの行方を左右する大成果である事は間違いない。

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ローマの松。

レスピーギの名曲に「ローマ三部作」がある。
交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」の3曲からなるこの作品を長らく耳にする機会がなかったのだが、某サイトでトスカニーニの演奏をダウンロードしたのをきっかけに久しぶりに聴き直してみようかと思い立つ。

この曲が好きな会社の先輩と話をしていた時、ローマの松と日本の松の違いを考察する事に。
日本の松は枝の先に叢雲風に葉が付くのだが、ローマの松は天高く横に大きく広がる葉。
しかもこの葉から落ちる松ぼっくりが日本とは桁違いのでかさ!
「ローマの松」で検索すると、子供の頭の大きさほどもある松ぼっくりの写真がいたるところに。

そしてふと思う。
あの松ぼっくりが頭にあるからこそ、パイナップルは「パイン(松ボックリの形)&アップル(りんごの味)」と名付けられたのだと。
もし日本人が世界で始めてパイナップルを見つけても、「松りんご」みたいな名前にはならなかっただろう。
どうでも良い事かも知れないが、私には目からうろこが落ちる思い。

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