道の駅きっぷを集める。パート33

6月に入り、しばらく公私ともに平穏無事な日々を過ごしていた。
しかし、下旬に入り不穏な情報が流れ、やがてそれは大きな渦へと変化した。

渦は平日・休日の区別なく渦巻いている。
日曜日も前日になって上司の思いつきで出勤する事に。
用件は約1時間。15時前には無事終了。

今日は車で出勤していた。
用件のあと、発作的に西へと走りたくなった。
姫路市内を過ぎ、国道29号を北上する頃には目標がほぼ定まった。

まず訪れたのは「山崎」。最近道の駅きっぷを発売するようになった駅だ。
他の道の駅きっぷ未発売駅は、是非「山崎」を見習って欲しい。
スタンプラリーは終えたため、切符を手にするとすぐに再び北上。

「播磨いちのみや」「みなみはが」「はが」を通過し、戸倉峠を越え鳥取県に入る。
S字カーブが続く下り坂を降りると、昨年出来た道の駅「若桜」の建物が見えてきた。
若桜鉄道若桜駅に隣接する道の駅は、販売スペースの品揃えも豊富。
もちろん道の駅きっぷも発売している。若桜鉄道も硬券入場券を発売しており、模範的な場所だ。
中国スタンプラリー帳にもしっかり押印。

少し走ると「はっとう」。スタンプラリー帳に押印。
道の駅きっぷが未発売なのは残念だが、店員が意味深な発言をした事だけは記録に残しておこう。

途中まで若桜鉄道の線路を眺め、そして国道バイパスらしい工事中の高架道路をくぐりしばらく走る。
清流茶屋かわはら」も再訪したが、前回訪れた時はまだ間に合っていなかった道の駅きっぷを今はもちろん発売しており、懐かしい店内を眺めながら購入。
この道の駅のすぐ傍に、現在無料開放中の鳥取自動車道河原ICが出来ており嬉しい限り。
鳥取自動車道は智頭ICまでだが、引き続き国道バイパスとして供用されている志戸坂峠道路が接続しているため、岡山県境を越える辺りまで快走。

志戸坂峠道路を降りたところにある「あわくらんど」でスタンプを押し今日の予定は終了。
きっぷは以前購入した事があるし、特券もないから今日はスタンプ&ゴー。
国道373号と国道179号を下り帰宅。全行程約5時間の割には充実した内容。
やり場のない思いも少しは解消したような気がする。

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ブルックナー2本立て。

昨日のNHK教育「芸術劇場」は、メスト&クリーブランド管ブルックナー交響曲第7番&第5番
地上波でブルックナー2曲連続完全放送を見る事が出来るとは、夢にも思っていなかった。
麺屋団長全男盛完食に近い圧倒的ボリューム。もうお腹一杯になりそうだ。
HDDレコーダに録画しているので、ゆっくり時間を掛けて味わいたい。

セルが徹底的に鍛え上げ、マゼールが芸術性を高め、ドホナーニが幅を広げたアメリカの名門オーケストラ・クリーブランド管弦楽団。
その名門を受け継ぎ現在音楽監督を務めるのがフランツ・ウェルザー=メスト
2010年からは小澤征爾さんの後任としてウィーン国立歌劇場音楽総監督に就任するという。
この指揮者がブルックナーをどのように料理するのか。3年がかりのブルックナーチクルスの成果やいかに。

第7番ホ長調。
メストがインタビューで語った「ホ長調の交響曲は非常に珍しい」というコメントは新たな発見。
そう言われれば、ホ長調の交響曲はあまり例がない。(シューベルト旧7番程度)
クリーブランド管弦楽団の本拠であるセヴェランス・ホールは天井の丸みのあるドームが特徴的。
セルがコンクリートで覆い隠したパイプオルガンを背に受けつつ、オルガン的な深みある響きを飄々と広げてゆくメスとの指揮は、セルでもマゼールでもドホナーニでもない現代的な気品ある音楽を提示している。

第5番変ロ長調。
演奏の場はザンクトフローリアン。言うまでもなくブルックナーが眠る聖地である。
朝比奈隆さんも大阪フィルとこの聖堂でブルックナー7番を演奏し、未だに名演と語り継がれている。
非常に心地よい残響が残る場所ではノンレガートな歯切れの良さが活きる。
コラールやゼネラルパウゼ、原始霧も聖堂のドームに昇華してゆく。
これぞブルックナーという神に献呈するにふさわしい名演といえよう。
実はメストはリンツ出身。ブルックナーゆかりの地に生まれたマエストロにとって、この場所でブルックナーを演奏する事は大変意義があるだろう。
フィナーレの大咆哮が止み、残響がドームを越え天まで吸い込まれる間のしばしの静寂が心地よい。

大曲2作品を聴き満腹になった今、ウィーン国立歌劇場の前途洋々たる未来を確信したことだ。

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道の駅きっぷを集める。パート32

GWの高速道路大渋滞に懲りたこともあり、
新型インフルエンザ騒動の渦に巻き込まれた事もあり、
しばらく高速道路の旅から遠ざかっていた。

しかし四国まで1000円で渡る事の出来る機会は限られている。
この機会を利用しないのはつくづくもったいない話だ。
6月に入り梅雨空が久しぶりに晴れ渡った6月7日、
1か月ぶりの四国上陸を試みる。

垂水JCTから鳴門ICまでは、多少混雑しているものの良い流れ。
ICを降りてすぐに県道へと下り、四国88か所巡りの1番札所を横目に快走。
ベートーヴェン第9交響曲日本初演の地である第九の里に立ち寄る。
ドイツ捕虜が暮らした建物を移設した駅舎の中でスタンプと道の駅きっぷを入手。
贅沢を言うならば、この場所で実際に第九の演奏を生で耳にしたかったが、
それはあまりにも贅沢というべきであろう。

再び県道に戻り、88か所の札所のいくつかを横目にしながら西へ向かう。
「水曜どうでしょう」の4人組も同じ道を走ったのかと思うと、感無量。
土成IC付近で北上し、宮川内ダム事業で整備されたと思われる快適な道でどなりへ。
直径8.7mの巨大たらいうどん用たらいを眺めているとたらいうどんが欲しくなるが、
道の駅きっぷを300枚売り切ったところで発売中止状態が続いているのは残念。
発売再開の折にはたらいうどんを食してみたい。

山を下り某所で午後のひと時をのんびり過ごす。
帰り道すがら、もう1駅立ち寄ろうと決めていた。
県道20号を南下し、ところどころで1車線と化す隘路を掻き分け神山町へ。
相当の悪路だと以前聞いた事があるが、私にとってはこの程度の道など恐るに足らず。
温泉の里神山は、文字通り神山温泉の玄関口にある。
木の温もりを感じる建物の中では名産品が並ぶほか情報コーナーも充実し、
これぞ道の駅といった雰囲気の駅。道の駅きっぷを発売しているのも嬉しい。
国道を快走し鳴門ICから垂水JCTまでも通行量は多いものの順調な流れに乗り、
GWの大渋滞は一体なんだったのかと思うことしきり。

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