2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

大阪フィルらしい壮大なブルックナー。

「第457回定期演奏会」

日 時:2012年4月12日(木)、13日(金)19:00開演 18:00開場
会 場:ザ・シンフォニーホール
指 揮:尾高忠明
独 奏:萩原麻未(ピアノ)
プログラム:
モーツァルト/ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
ブルックナー/交響曲 第7番 ホ長調

例の如く、大阪方面の所用ついでに立ち寄る事が出来た。
前日に電話で予約しておいたので、17時30分の受付開始で首尾よくチケットを受け取る。
コンサートの前に腹ごしらえ…と思い近隣のラーメン屋へ向かうと、スープ売り切れとのこと。
それだけスープに自信があると言いたげだが、一見客を大切にする気持ちに欠けているのではないか。
少々腹立たしく思いながら気分は中華のままフラフラと歩いていると、父がこよなく愛した「珉珉」を発見。
シンフォニーホール公演のチケット呈示で杏仁豆腐サービス。こういう取り組みが客を引き寄せる。
変哲はないラーメンと炒飯、そして珉珉名物のサクっとした餃子を頂くと気持ちが落ち着く。

開演1時間前に座席へ向かう。2階C席は指揮者とピアノ独奏者を眺めるには良い場所だ。
ロビーに降りてビールで喉を潤す。缶ビールを冷えたグラスに注ぐだけだが、泡立ち良く喉越しも楽しめる。
しばらくゆったりとした時間を過ごす。1階フロントが静かなのは恒例のCD発売がないからでもあろう。
もう少し酔いしれて音楽を楽しみたくなり、白ワインを飲み干すと開演5分前のファンファーレが響き渡る。

1曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲第23番。
好みでは長調の26番や27番、短調の20番や24番に次ぐ曲だが、1年前のブーニンに次いで2度目になる。
新進気鋭の萩原さんのピアノは可憐さと力強さと瑞々しさが迸る。
そのピアノを尾高さんが優しく支えようとオケに指示する。奇をてらわない普遍的な解釈は彼女には良い。
演奏後の拍手に応える姿にはまだ堅さが残っているように見えるが初々しさの現れだろう。
今後の活躍に期待したい。

中休みの間に再びロビーへ向かい、赤ワインのグラスを傾ける。
ブルックナーは0番、1番、5番、9番とこのホールで聴いてきたが、7番は初めて。
ブルックナー初心者には聴きやすい曲だ。事実、ブルックナーにしては珍しく初演が成功した曲でもある。
大阪フィルにとっても朝比奈隆さんの歴史的名演「聖フローリアン教会ライブ」がこの曲だ。
鳴らすべきところは歯切れよくしっかり響かせる尾高さんの指揮は、大阪フィルの伝統的な音楽性でもある。
特にフィナーレの大咆哮は、がむしゃらに鳴らすのではなく溜めて思いの丈を解き放つ。
音楽監督、コンサートマスターなどの相次ぐ退任を受けた今シーズンも、この音が出せれば問題ないだろう。
今後にも期待が持てる好演。気分良くホールから続く並木道を歩いたことだ。

聴取エリア。

日本の電波行政は、基本的に周波数とエリアを厳密に管理する方針のようだ。
テレビやラジオの放送エリアも、その方針に基づき厳密に管理されている。
そのため、本来5大全国ネットの一翼を担うテレビ東京系列のテレビ大阪が近畿広域圏ではなく大阪ローカル局で免許されているため、神戸・明石では電界強度上視聴可能であるのに、同じ文化圏に属する姫路・加古川では視聴出来ないといった非常に不可解な現実がある。
地上波デジタル化により、さらにその流れは加速している。アナログ時代は再送信されていたテレビ大阪やテレビせとうちが姫路・加古川の光回線(フレッツ光など)では再送信されない。(BANBANテレビは、なぜか再送信を許されている)
極論すれば、日本国憲法に規定されている「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を侵害されている。

ラジオも例外ではなく、Radicoでは視聴エリアを関東・中部・関西と制限されている。
これがいかに無意味であるかは、BCL経験のある方ならばご理解頂けよう。
電波であれば長距離受信が可能である放送局が、ネットでは受信出来ないのだ。
これこそ「愚の骨頂」の最たるものだろう。
CM契約が問題ならば、別のBGMに差し替えれば良い。方法はいくらでもある。

反面、本来は地域を限定して放送しているコミュニティFMがサイマルラジオでは全国で受信出来る。
もちろん極めてローカルなCMもそのまま流れる。先ほど配慮しようとした事も何の問題もないのだ。
電波とインターネットでは受信エリアが完全に逆転する矛盾。
日本の電波行政が早急に改めるべき点であろう。

道の駅きっぷを集める。パート55

以前から気になっていたトロッコ列車。日本一の勾配を楽しめるらしい。
能勢電鉄が手作りで車両から線路まで作り上げてしまったという。

LYNX3Dのナビアプリで妙見ケーブル妙見山駅を目指す。
途中、見覚えのある風景が広がる。高校の伝統行事「妙見夜行登山」で歩いた道だ。
郷愁に浸りつつ、ある不安を覚えた。
そして、妙見山門までたどり着き不安は確信に変わった。
ここから妙見山駅まで下る道は自家用車通行禁止。無料アプリだから仕方ないか。

山頂から妙見の水広場へ行くにはリフトに乗らなければならない。
2人の息子はリフト初体験。2人とも親の膝の上におとなしく座り空中散歩を楽しむ。
広場に着くとちょうどトロッコが出発したところ。乗り場で10分ほど待つと戻ってきた。
シグナス森林鉄道開通10周年のヘッドマークが機関車の正面に掲出されている。

バッテリー機関車は出発早々ラックレールを使い日本一の勾配を上る。
ここでアプト式を体験出来るとは!
勾配が緩くなりゆっくり進む列車は、ほどなく折り返し場所「アルカイル駅」に到着。
一時停車して客車から降りて記念撮影が出来るのは嬉しいサービス。
単純に往復するよりも数倍は充実感が増すし、いい思い出が残せる。
ループ線を一周して再び同じ道を引き返すと広場に戻り10分の旅が終わる。

広場で職員手作りのカキ氷を食べたり、竹馬ならぬ鉄馬に乗ってみたり、
蛙が泳ぐ水遊び場でパチャパチャしたり。
遊んだ後の水分補給には名水「妙見の水」。少なくとも加古川の水よりはうまい。

再びリフトを上がり山上に戻り、登山道を上り山門前。
山門付近のたこ焼屋台のおばちゃんに「たこ焼き買うて~」と懇願される。
1皿8個500円が半額の2皿500円。2皿セットがいくつか目の前に並ぶ。
4人のオヤツ代わりならちょうど良い量だ。人助けすることにしよう。
カリカリに焼けたたこ焼きは絶妙。1皿500円は高いが1皿250円なら満足。

帰り道途中、道の駅「能勢くりの郷」で道の駅きっぷを購入。
レジで160円払おうとすると、見習店員が訝しげな表情。
別の店員の説明で納得したようだが、なぜレジを通さなければならないのか意味不明。
レシートを事務所に持っていくとカーテンが閉まっている。基本的にやる気なし。
無事1枚手に入ったのは良いが、販売方法は再考しても良いだろう。

«道の駅きっぷを集める。パート54